独立・起業のきっかけは?
低資金で自由度の高いフランチャイズ。
まさに自分がさがしていたモデルでした。
学校を卒業後、ホテルの宴会場、飲食店、そして高齢者向けの仕出し弁当と、ずっと飲食・サービスに携わる業界で働いてきました。独立のきっかけは、直前の仕出し弁当会社で社長と意見が合わず、話し合っても平行線のままだったので「それならいっそ自分でやろう」と考え、フランチャイズのフェアに参加しました。
当時、お金はありませんでしたね(笑)。ですから、低資金で開業できる事業を探していたところに出会ったのがグランフーズです。詳しく聞いてみると、これから伸びていく市場で、自由度が高く経営できることが分かり、自分には最適だと思いました。本部へ支払うロイヤリティが固定なのも魅力。頑張る甲斐があると思いましたね。
独立・起業のプロセスは?
コツコツ営業にも周り
徐々に食数が伸びていきました。
最初はとにかく営業とポスティングの日々。月に1度は地域のケアマネージャーさんのもとに伺いご挨拶をして周り、近隣のマンションや個人宅には毎日のようにポスティングを行いました。ただ闇雲に配るのではなく、例えば団地なら1件1件直接新聞ポストに入れて目に留まるような工夫も!最初の3ヶ月はガムシャラでしたね。
全て1人でこなしていたので、しんどい時もありましたが、地道な営業活動が功を奏して徐々に食数が伸びていったんです。大きな転換点となったのは、デイサービス施設との取引が出来た時。ケアマネージャーさんから紹介だったので、やはり時間を掛けて、コツコツ種を撒いたのが着実に実になることが分かりました。
最初はもちろん0食から始まりますから、全て1人で行っていました。営業に行っては1食作ってということを繰り返し、現在では月間7500食。これまで綺麗に右肩上がりのグラフを描いています。ですから、地道にコツコツできる方なら難しいことはないですよ。
仕事の魅力・やりがいは?
高齢化が進む日本で食を扱うビジネス!
つまり、青天井です。
この事業所では配送ドライバーは業務委託でお願いしています。ドライバーはほとんどが子供がいるお母さん。前職の時に「働きたいお母さん」と「配送だけお願いしたい経営者」の共通ポイントに気づき、委託のドライバーを発案しました。あるお母さんは、小さいお子さんを隣に乗せて元気に配送してくれています。この戦略は見事に当たり、お母さん達への働く機会の提供はもちろん、経営的にも大きなメリットになっています。
現在、右肩上がりで月間7500食を達成。高齢化が進む日本で食を扱うビジネスですから青天井です。私は性格的に大社長というよりもコツコツ仲間とやっていくタイプなので、この事業は本当に天職だと思っています。
学校を卒業後、ホテルの宴会場、飲食店、そして高齢者向けの仕出し弁当会社と、数々の飲食やサービスを経験してきましたが、この仕事は自分に最適ですね。さらに、自分がやりたいことを実現できる経営者ですから、休む暇がありません(笑)。時間は自由ですが、仕事が趣味のようなものです!