独立・起業のきっかけは?
自分でやることも考えたが、
加盟するのが成功への近道だと思い至った。
学生時代に飲食店でのアルバイトを経験し、その後介護福祉士を取得して介護の仕事に就いていました。
とても意義のある仕事でしたが薄給だったこともあり、30歳を過ぎ何か自分で始めようと考え、ずっと好きだった飲食業のなかで居酒屋を開業しました。
そこから順調に運営をしていましたが、近くの大学病院が移転したことをきっかけに居酒屋も繁華街に場所を移す決断をし、場所が空いてしまったので、ライフデリをスタートしました。
自分でイチから宅配をやることも考えましたが、管理栄養士が必要なことなど時間的にも費用的にも現実的ではなく、成長している本部に加盟することが成功の近道だと思い至りました。
独立・起業のプロセスは?
責任感が必要な事業だからこそ、
社員比率を高めてより信頼される体制に。
元々介護の仕事をやっていたこともあり、口コミも含めて徐々に食数は伸びていきました。当初、アルバイト主体で運営をしていたのですが、やはり責任感が薄れてしまい、あまりうまくいきませんでした。
この仕事は直接食事をお届けするシニアの方はもちろんですが、そのご家族やケアマネさんとの信頼関係が重要なんです。見守り役も兼ねているからこそ、「少しの変化でも見逃さないようにする」「何かあったらすぐに報告する」という責任感がなければ務まりません。
そこで人には手厚く投資をして社員を4人入れ、立て直しを行いました。当然、人件費は多く掛かりますが、自分がいなくても安心して任せられる事業になったと思います。
ある施設にスタッフが「正月の三が日もやりますよ!」と言ってしまい、急遽、店長に出てもらうことになりました(笑)。スタッフもお客様の為を思って言ったことなので、大きな問題ではないのですが、休みのつもりだったので、急遽バタバタと用意をしました。もちろん、お客様には喜んでいただきました。
仕事の魅力・やりがいは?
ライフデリを基盤にして
複数事業を展開していきたい!
私は居酒屋の運営があることと、今後も複数の事業を展開していきたいので、
ライフデリの運営は人に任せるスタイルですが、自分が入るにしても非常に運営しやすいと感じます。
「自分でやってみて、困った時はすぐに本部に聞ける」という体制なので自由度が高く、いざという時には頼ることができます。
妻も介護士の仕事を辞めて、今はこの事業を手伝ってくれていて「介護と同じで社会貢献ができる仕事で楽しい」と言ってくれています。今後は就労継続支援B型で障がい者雇用も視野に入れて、一層、地域に貢献してきます!
これからますます伸びる事業なので、ライフデリを基盤にして複数事業を展開していきたいと考えています。
1日休むのは日曜日なんですが、経営者仲間と釣りに行ったり、すし屋を巡るツアーに出かけたり、下を向かずにこんな時だからこそ勉強を兼ねて飲食店などを回っています。