独立・起業のきっかけは?
店舗を引き継ぎ、経営者にチャレンジ!
従業員ファーストの環境を作ろうと思った。
私は2019年3月にこの場所を引き継ぐ形でスタートしました。
昔から音楽が好きで趣味の延長でレーベルを運営し、約2年前に法人化しました。本格的に音楽関連の仕事を行いながら新しい事業を探している時に、もう1人の共同代表から「社会貢献性の高い良い事業がある」と話がありライフデリを知りました。正直、自分に配食事業の経営者という大役が務まるか不安でしたが、新規事業を立ち上げるいいタイミングだったので、思い切ってチャレンジしてみることにしました。
そしてこの松本店を引き継ぎオーナーとなったのですが、まず私が変えていこうと思ったのが従業員ファーストの環境です。何でも話し合える風通しの良い職場作りを目指しました。
独立・起業のプロセスは?
引き継いだ時は月間1500食の食数でしたが、
1年経たずに3600食まで伸ばすことに成功!
職場が働きやすく雰囲気が良くなければお客様にも最高のサービスや商品をお届けすることはできないと考えています。
ですから、この店舗でも失敗を責めるのではなく、みんなでカバーしていくワンチームとして働ける環境作りに専念してきました。シフトの調整などもみんなで考え、年配の方も含めて一丸となって「この松本市でシニアの方に役に立つ配食を広めよう」と何度も伝えていたんです。
それが功を奏したのか、店舗を引き継いだ時点では食数は1500でしたが、特に営業もすることなく1年経たずに3600食まで伸ばすことができました。やっと店舗の体制も固まってきたので、ここから本格的に営業をして、さらに発展させていきたいと思います。
最初の頃は一人で色々なことをこなしていくので、お弁当に一品だけ入れ忘れてしまうこともありました。もちろん、お客様にはすぐに作り直したものをお届けし大きな問題にはなりませんでした。配送ルートも覚えなければいけないので、最初の頃は目の前の仕事に無我夢中でしたね。
仕事の魅力・やりがいは?
孤独な高齢者を1人でも多く救いたい!
この事業を始めて本気でそう思っています。
今年は松本市の指定配食にも認定していただける可能性が高いです。営業活動を含めて地道にやっていけば食数が伸び、売上も伸びることは間違いないと思います。市場も拡大していますので、共同代表とも「さらに店舗を増やしたい」と話しています。
この事業を始めて社会貢献をより意識するようになりました。話し相手がいるだけで元気になる高齢者や食事が変わると体調も良くなる高齢者を見てきました。ですから本気で「孤独な高齢者を1人でも多く救いたい」と思うんです。自治体にもNPOなどの非営利団や社会福祉法人だけでなく、民間の力で高齢者を見守り安心で安全な食事を届けることができることをもっと広めていきたいと意気込んでいます。
レーベルも運営していますので、そちらの予定があれば先に入れてしまい、ライフデリはスタッフさんにお任せします。今年は松本市の指定配食に認定される可能性が高いので、それが決まれば体制もより一層強化でき、私もさらに時間に融通がきくかもしれません。