丁寧にやっていれば誰か評価してくれている。約2年でライフデリNo1の食数を達成!

ライフデリ墨田・台東・江東店(金オーナー)
韓国で大学卒業後、銀行に勤務。数年後、通訳を夢見て日本の大学へ留学し、ご主人と出会う。結婚後は大手配送会社の輸出入部門や香料の会社などで夢だった通訳業務も経験。2012年秋より独立開業。近々法人化の予定。

独立・起業のきっかけは?

色々な仕事をしたからこそ、
もっと自分を試してみたくなり、独立へ。

通訳を目指して日本へ留学。結婚もして仕事もたくさん経験してきました。やりたかった通訳みたいなことも出来たので、不満って特にはなかったんですけど・・・私って元々自立心が強いようで、結婚もしましたけどいつどうなるかわからないし(笑)、会社に頼る人生も安心って言えるのかな?っていつも疑問に思っていました。

ですから次第に「独立」を考えるようになったんです。サラリーマンの主人も「いずれは自分で会社を・・・」という気持ちがあったので、とても協力的だったのがより私の背中を押してくれました。といっても特別な資格やコネといったものがあるわけではなかったので、安心感があるFC加盟を目指すのは自然な流れでした。

独立・起業のプロセスは?

デイサービスか高齢者配食かで喧嘩。
結果的には良かったかな(笑)

FC募集のサイトで色々な業種を研究していたんですが、やっぱり将来性と自分でもやれそうなことを考えると高齢者マーケットが魅力的でした。実はそこで主人と喧嘩しまして(笑) 私はデイサービス系、主人は高齢者配食をやりたいって言うんです。

結果的には実際にやる私じゃなくてサポートする主人の意見になったんですけどね。初期投下資金も他業態と比べると比較的低いので、それもポイントにはなりました。いくつかある高齢者配食でライフデリを選んだのは、しっかりとしたテリトリー制を敷いていることとライフデリ自体FC展開を始めたばかりだったこと。この先広げられる余地が大きいかったのは魅力でしたね。

今だから笑える話
お弁当なんだからおいしくなくちゃダメ!
それも大切、これも大切なんですね。

私、食べることがとても好きなので、美味しい事が一番大事!って思うんです。主人とか本部の担当者さんは「それはもちろんだけど、配送ルートとか価格設定とか効率化とかしっかりやらないと・・・」みたいな感じでよくぶつかってました。どっちも大切でどちらも同時に良くしていかなきゃいけないのにね。3年の間でチーム力が上がりました(笑)

仕事の魅力・やりがいは?

「ライフデリさん、評判いいよ」
区の担当者さんの一言に報われました。

この業態は区の指定業者になると信用度も上がって食数が一気に伸びるんです。もちろん区の信用を勝ち取るわけですからそれまでの評判が重要なんです。指定されるまで食数も伸び悩んでいて、試していた事も大きな成果に結びつかなくて・・・ちょっとめげていた時期だったんです。そんな頃に区から「次年度の指定業者への入札をしてみませんか?」とお誘いが。

そして入札のプレゼンテーションの場で、「ライフデリさん、評判いいよ」と。それまで地道に営業していたケアマネさんや地域の皆さんの声が届いていたんですね。結果、晴れて指定業者にもなれました。売上が安定して入る業態なので、これをベースに違うことにもチャレンジしようかな?!

私のON・OFF
愛犬の”クムドゥリ”に癒されて。
今は身近での楽しみが多いですね。

順調に売上も上がって、スタッフもたくさんになってくるといつも誰かに囲まれている感じに。その分、休日はミニチュアダックスの愛犬と静かにカフェに行ったりウチでのんびりしていることが多いですね。社員も育って来たので、もう一息がんばって海外クルーズしたいなぁって思っています(笑)