独立・起業のきっかけは?
配食業界を経験後、
以前から興味のあったグランフーズに。
私は大学で福祉を学び、その後4年間会社員として勤めていました。独立したのは26歳の時。知り合いと一緒に共同経営というカタチで配食のフランチャイズに加盟しました。この時は「万が一失敗してもまた会社員に戻ればいい」それ位楽観的考えていましたね。
当時、周りからは共同経営は難しいと聞いていたのですが、自分自身で経験して「いいか悪いか」決めようと思っていました。そこから数年、事業は順調だったのですが、やはり小さな方向性の違いが積み重なって、お互い違う道に進む決意をしました。
そこで私は以前から興味のあったグランフーズに問い合わせ、直接、小川社長にお会いしたんです。
独立・起業のプロセスは?
自宅の1階を事業スペースに。
通勤30秒です(笑)。
グランフーズに決めた時、ちょうど自宅を建築予定で、1階をこの事業のスペースとして使用することにしました。開業して約2年半ですが、自宅と仕事場が一緒なのはとてもメリットがあります。何せ通勤30秒ですから(笑)。子供が帰ってきたら「お帰り!」と言ってあげられますし、自分が仕事をしている姿を子供に見せることもできます。
現在4000食で、この位の食数までなら十分に自宅の1階のスペースで対応できます。盛り付けを手伝ってくれている妻も、自宅と仕事場が一緒なので負担は少ないと思います。自宅で開業するにあたり保健所の許可などはもちろん必要ですが、本部の理解があり最大限協力してくれたのがありがたかったです。
加盟前の説明会で試食がカレーライスだったんです。普通の人だとカレーの味の違いを判断しづらいですよね。でも私は以前も配食に携わっていたので、その違いが分かったんです。説明会で一人だけ「これはうまい」と言っていましたよ(笑)。
仕事の魅力・やりがいは?
本部の最新情報から他店舗の成功事例まで、
共有システムが優れています。
グランフーズは本部が必要以上に指導しないのも魅力です。やることが決まっているので、相談などは電話とメールで済むことが多く、対面でないと解決できないことはありません。対面だとコストが掛かってしまいますから、オーナーからするとその分コストが下がるのは助かります。もちろん情報共有はあります。共通のシステムでは本部の最新情報から他店舗の成功事例まで、様々な情報を見ることができます。
今後の目標は食数を伸ばすこと。でも焦りはありません。青年会議所に参加して業種の違う経営者と触れることで経営者としての考え方なども学んでいるので、この地域に根付いて確実にビジネスが広がっていけばいいと思っています。
私自身は日曜日を定休日にしています。それでも1階が事務所なので、なんだかんだ顔を出してしまいますけどね。なるべく日曜日は家族との時間にするようにしています。