介護職の経験を活かして、ライフデリを開業。僅か4年後には夢だった飲⾷店もオープン!

ライフデリ東播磨店(岩本 淳⼦オーナー)
⽣産管理や営業職などを経験し、結婚退職。⼦育てのブランクを経て、介護施設に就職し、介護職やエリアマネージャーとして活躍。独⽴志向を持ち、2021年7⽉にライフデリ開業。2025年には念願の飲⾷店もオープン。

独立・起業のきっかけは?

⼦育てブランクを経て、介護の世界へ。
利⽤者様の⾷事に課題を感じて独⽴を決意。

⼦育てのブランクを経て再就職を⽬指し、選んだのが介護施設での介護職の仕事。施設の課題を⾒つけたら、積極的に上司に改善提案をしていたところ管理職に昇格し、最後はエリアマネージャーへ。

やりがいを感じつつも、周りに経営者の知り合いが多かったことから、徐々に独⽴を考えるようになりました。

飲⾷店の夢もありましたが、経験や資⾦⾯での不安もあって断念し、最終的に辿り着いたのが⾼齢者向け配⾷サービス。施設で働いていた時に⾷事に課題を感じており、ケアマネさんの求めることもわかるので、⾃分の強みや経験を活かせる分野だと思いました。

中でもグランフーズに加盟した決め⼿は、実際に⾃分で試⾷して美味しいと感じたからです。

独立・起業のプロセスは?

スタッフの評価制度を変えて⽣産性アップ!
右肩上がりで配⾷数も増え、事業も安定。

1年⽬は⼀⼈でお弁当の盛り付けと配達をしながら、1⽇10件ほどの施設を営業で回っていました。

2年⽬からは順調に配⾷数が増加するも、⼈件費の問題で利益がなかなか上がらず…。中には時給制=遅く戻ればその分給与が増える、と考える⼈もいたのです。

そこで、私が担当していた配達ルート作りをスタッフ⾃⾝に任せ、早く配達が終わった⼈は早く帰れて、臨時ボーナス⽀給という仕組みに変更したところ、みんなが率先して⼯夫してくれるようになり、
⽣産性が⼤幅に上がりました!

元々は14名のスタッフがいましたが、考え⽅の合う⼈が残り、⽉8000〜9000⾷を8名で配達できる体制へ。売上は400万円→600万円、⼈件費は150万円→80万円になりました!

今だから笑える話
どんな⼩さなこともすぐに本部に相談。
いつでも対応してくれて助かりました。

もともと曲がったことが嫌いなタイプで、介護施設の時も改善したいことがあると上司に相談していたので、独⽴後も気になることがあるとすぐに本部に電話で相談しています。内容はシステムの仕様や「お弁当ごとに⿂のサイズが違う」といったことまで様々。改善できることできないことがあると思いますが、どんな時も⽿を傾けて、困った時はすぐに対応してくれるのはありがたいですね。

仕事の魅力・やりがいは?

保育園への配⾷サービスや⼀般弁当も始め、
夢だった飲⾷店もオープンしました!

⾼齢者向け配⾷サービスが軌道に乗ったことで、新しい挑戦を始めています。

1つ⽬は、保育園や幼稚園への配⾷サービス。
⾼齢者向けのお弁当は量が少なめで味が薄⼝、栄養価表⽰やアレルギー対応ができるので、これは⼦供向けにも安⼼して提供できるもの。

2つ⽬は、店頭での⼀般向けのお弁当の販売。他よりもお野菜が多めなので喜ばれています。

3つ⽬は、夢だった飲⾷店のオープン。
もう少し給与を増やしたいという声もあり、配⾷のスタッフがこちらでも活躍してくれています。お客様やスタッフの喜ぶ顔を⾒ると独⽴して良かったと⼼から思いますね。⾃分のためじゃなくみんなのために頑張る今の⽅がやりがいもあって楽しいですから。

私のON・OFF
休⽇は⾝体をメンテナンスしたり、
⼦供たちと⼀緒に出掛けて遊んでいます。

⼦どもが3⼈いて、上の⼦は今年からうちの正社員に。頑張って働いてくれていて、私も安⼼してお休みが取れるようになったので、娘と⼀緒に遊びに⾏ったりしています。仕事の⽇も昼間は2〜3時間空くので、マッサージやエステに⾏って⾝体をメンテナンス。⼦どもの参観⽇の時は仕事を抜けたりもできるので、会社員時代よりうまく調整しながら働けていると思います。