⾼齢化するお客様に貢献したいと喫茶店経営の傍らで始め、今ではライフデリが本業に。

ライフデリ一宮店(服部 朋広オーナー)
独⽴を⽬指しながら、レストランや居酒屋で勤務。35歳の時に知り合いからお店を引き継ぎ、喫茶店をオープン。常連さんの⾼齢化が進む中、副業で2019年9⽉にライフデリをスタート。今では喫茶店を上回る事業に成⻑。

独立・起業のきっかけは?

喫茶店の常連のお客様への恩返しを考え、
副業で配⾷サービスを始めることを決意。

「いつかは⾃分のお店を持ちたい」という夢を持ち、レストランや居酒屋などで働いていました。
夢が叶ったのは、35歳の時。

知り合いから⼀宮市のお店を引き継ぐことになり、喫茶店の「モーニング」が盛んな⼟地柄なので、ここでトップになれば⽇本⼀を⽬指せると考え、喫茶店を開業しました。

⾃分の親世代のお客様を中⼼で、⻑年可愛がってもらいながら、お店は順調に成⻑。
しかし徐々に常連のお客様が⾼齢化され、来店したくても難しい⽅が増えてきました。
そんな⽅々に何か恩返しができないかと考えていた時、⾒つけたのがライフデリのオーナー募集。
喫茶店の厨房や設備、スタッフを活かすことでわずかな初期費⽤で始められるのも魅⼒でした。

独立・起業のプロセスは?

感染症拡⼤で本業の喫茶店が厳しくなる中、
ライフデリに本腰を⼊れ、事業拡⼤の⼀途。

開業当初は配⾷数も少なかったので、喫茶店の空き時間に私⼀⼈でお弁当の盛り付けや配達をしていました。

しかし開業翌年に感染症の拡⼤があり、本業の喫茶店が打撃を受けて、緊急事態宣⾔中はスタッフも仕事がない状態に…。

そこで思い切ってライフデリに本腰を⼊れることに。
積極的にケアマネさんに挨拶回りを⾏い、遠いエリアや他社が断る依頼にも対応していたところ、お申し込みが右肩上がりに増加。市の指定配⾷サービス業者にも認可されて、⽉間1万2000⾷、⽉商750万円にまで成⻑しています。

スタッフの雇⽤を守ることもでき、ライフデリを始めていて良かったと⼼から思いましたね。
今では売上の9割を占めるライフデリが本業です。

今だから笑える話
岐⾩城に登って濃尾平野を⾒渡し、
織⽥信⻑の気持ちでトップを⽬指す!

私の暮らす⼀宮市から⾞で30分くらいのところに、織⽥信⻑が天下統⼀の拠点とした岐⾩城があります。天守閣に登ると広⼤な濃尾平野が⾒渡せて、私も織⽥信⻑の気持ちに(笑)。何事においてもトップを⽬指すのが私のスタンス。「モーニング」が盛んな⼟地で喫茶店オーナーとして挑戦し、次はライフデリでもっともっと上を⽬指していきたいと思っています。

仕事の魅力・やりがいは?

FCの安⼼感と、経営者としての⾃由。
どちらもあるのがライフデリ。

もともと会社勤めが合わず、独⽴したタイプ。
ライフデリの場合、必要なルールはありますが、基本はオーナーを信頼して任せてくれるので、経営者としてやりにくさを感じたことはありません。

⼀⽅で、品質と栄養価が徹底して管理された⾷事を必要な数に合わせて個⼈で作るのは難しく、そこはFCならではの魅⼒だと思います。

⽬指すのは、この地域に配⾷難⺠を作らないこと。
先⽇、別の事業者による急な廃業により、そこのご利⽤者様分の500⾷が⼀気に増えることに。

こうしたことにも対応できるように、もっと配⾷数を増やせる体制を整えていきたい。
右肩上がりで伸び続けていますので、成⻑の可能性が無限に広がっていると感じています。

私のON・OFF
⼦供と⼀緒にお⾵呂に⼊るのが⽇課。
どんなに忙しくても毎⽇続けています。

喫茶店の営業も続けながら、ライフデリの事業も拡⼤しているので、今はとても忙しいですね。そんな中でも、2歳の⼦供の成⻑を毎⽇⾒守りたいという想いから、必ず決まった時間には家に帰ってお⾵呂に⼊れるのが私の役割。たぶん1年の365⽇のうち350⽇は⼀緒に⼊っています。もう少ししたら⼦供を連れてどこかに遠出もしたいですね。