独立・起業のきっかけは?
就職は1度もしたことがありません。
田舎暮らしも経験し、次に選んだのが・・・
実は1度も就職をしたことがないんです(笑)
専門学校を卒業後、25歳の時にトイレタリー製品をネットで販売する仕組みを利用して有限会社を立ち上げました。
ちょうどITの時代の波にも乗り、自分が働かなくても、ネットが働いてくれるので、生活をしていくには十分な収益が上げ続けられました。
そして、この基盤のおかげで、38歳の時には山梨で理想の田舎暮らしが実現できました。山梨での暮らしにまったく不満はなかったのですが、やはり「親戚との関わり」や「働き甲斐」が欲しくなります。
そこで、東京に戻って運送の仕事を行っていたのですが、50歳を機に「何か残るものを築いておきたい」という思いがあり、ライフデリに加盟しました。
独立・起業のプロセスは?
50歳にして人生で一番働いた。
チームの一体感が嬉しい。
ライフデリに加盟した理由は、社長をはじめとした本部の人たちの人柄です。
「この人たちとならビジネスとしてやっていけそうだ」
という自分の直感を大事にしました。
私はこの板橋店を引き継ぎで開業しました。2020年1月からアルバイトで働かせてもらい、5月にオーナーチェンジ。最初は試行錯誤の連続でした。
50歳にして人生で一番働いたんじゃないでしょうか(笑)。
初めてのことばかりでしたが、分からない事は引き継ぎ前からお店にいたスタッフに素直に聞いて、オーナーというスタンスではなく、一緒の仲間として、チームを作っていきました。
すると、グングンと食数が伸びていき、1年後には食数=売上が倍になりました。
このお店は元々スナックだったんです。引き継いだ時はあまり手入れがされておらず、下には絨毯が敷いてありました。ですので、私が自分で全て剥がして防水加工も自ら行ったんです。
仕事の魅力・やりがいは?
やるべきことをちゃんとやる。
それが成功の秘訣です。
私の個人的な感想ですが、ライフデリはサボらず、まじめにやるべきことをやれば、誰でも成功ができると思います。
「食材は本部から届く」
「無料のFAXのDMも本部が送信してくれる」
「顧客管理システムも構築されている」
これだけ土台が整っているので、あとは自分次第です。
ケアマネさんと関係を築いて、シニアの方の見守り役としてお弁当をお届けする。最初の頃は食数が少なく自分が動く必要があるので、労働時間が長くなることもありますが、スタッフを育てることでそこからも脱却ができます。
この事業は1人では決してできません。
今後はスタッフの給与アップなど少しでも待遇改善ができるように、経営効率を高めていきたいと思っています。
今は特に休みは決めずに、スタッフのシフト次第で半日休みなどを取っています。時間があれば運動をしたいですね。45歳を過ぎてから急に体があちこち痛くなるので、ストレッチは毎日やっています(笑)。